Tuesday, October 15, 2013

海外へソフトウェアを売る:海外のお客さんにとって便利かつ、手数料が少ない支払い方法?

イージフはCmisSyncという120USドルのソフトウェアを海外に売って初めたら、支払いの選択を検討しました。完璧な方法がないので、選択肢を下記に説明します。


銀行振込

銀行振込は海外のお客様にとって一番不便な選択肢です。

ヨーロッパ人はヨーロッパ内へ振込をするとき、IBAN("国際講座番号")という便利なシステムに慣れていて、金額と相手の番号だけ入れたら終了です。米国だとRTNという似てるシステムがあります。IBANは最近アジア、アフリカと中米に普及していますが、残念ながらまだ全世界ではありません。
特に、日本ではSWIFTコードという古い仕組みしかなく、IBANはまだ使用できません。

海外のお客様にとっての不便ポイント:
1.カザフスタンへ振込は30秒で終わりますが、銀行員は日本への振込経験がなく、振込をするのは難しいです。私が銀行で手続きした際は、銀行員が混乱してしまい、色々な資料を書かされました。
2.外国人は、日本の名前と住所を書くのは苦手です。文字を書き間違えることが多く、振込がうまく行きません。8つの情報も必要です:受取人取引銀行名、受取人取引支店名、受取人口座名義、会社住所など、銀行支店住所まで必要とします。一般の米人にとっては、これはありえません。

逆に、弊社にとっては一番楽な方法です:銀行口座を持ってるだけでできます。ただし、書き間違いの際に、サポートの手間が掛かります。

銀行振り込みの手数料は、固定の部分が大きいので、120USドルの場合は不利です。
送金手数料、海外電信手数料、為替取扱手数料など掛かります。お客様側の手数料もあり、弊社側の手数料もあります。

結論:
金額が大きい場合、もしくは一回のみの場合には、便利です。
120USドルの商品を大量に売りたい場合は、お勧めしません。手間が掛かり、買わないお客様もいます。

VisaやMastercardクレジットカード

海外のお客様にとって一番便利な方法です。
ソフトウェアをインターネットで買うと、クレジットカードの番号を聞かれます。

VisaとMastercardだけで、世界中で対応できます。
しかし、この2社と契約を結ぶ必要もあり、支払いの為のウェブページを作る必要もあり、手間が掛かります。手数料も掛かります。

クレジットカード会社の上に、まとめてサービスを提供してる会社もあります。もちろん、手数料が更に掛かります。
例えば、イプシロンという会社がVisa、Mastercard、Diners、American Express、JCBを扱っていていますが、手数料は約8%掛かります。

結論:
手数料は高いですが、たくさん売る場合は必要な方法になります。

ペイパル

会社にとっても、お客様にとっても、比較的に簡単な方法です。

振込やクレジットカードと違って、手数料は弊社が払います。
手数料が銀行振込より低いです:基本は3.9% + $0.30 USDです。

例:
・取引手数料:ドル取引の場合3.9%+0.3USD
・換算レート:本日のTTM96.94円に対して94.8円
・出金手数料:5万円未満の場合250円
なので、一回ずつなら6%+0.3USDぐらいになります。

ペイパル法人アカウントを作るのは難しいくありませんが、
・ 色々な資料を送る必要があります。
・手続きは、取締役か代理人がを行えます。
・テスト振込と郵便で確認されます。
・およそ一週間ほど掛かります。

Bitcoin

大幅に、手数料が低い方法です:0.06% (銀行振り込みはその100倍ぐらい)

bitcoinをもらったら、そのまま保存するか、簡単に日本円に変換もできます。
MT.GOXという世界一大きいBitcoin取引所は東京の渋谷にあります。

しかし、 Bitcoinを使うお客様が少ないです。特に、企業ではほとんど使用されていません。
弊社にとっては、設定はクレジットカードより簡単です。

結論

銀行振り込みとペイパルでめて、売上が上がりそうの場合はクレジットカード、という戦略をお勧めします。
他の方法やアイディアがあれば、ぜひ nicolas.raoul@aegif.jp へご連絡ください!(日本語の対応も可能です)
Nicolas Raoul

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