Saturday, November 5, 2011

Spring Surf紹介 - インストールと最初の起動 -

とたにです。

前回はSpring Surfの成り立ちと概要について紹介しました。

今回は、いよいよインストールと初期の起動するまでを紹介したいと思います。本家にもチュートリアルがあるので、もっと詳しい手順を知りたい人はこっちも参照してみて下さい。

  • 準備編
Apache Mavenをインストールしておいてください。

  • インストール編
  1. Spring Rooのインストール
    SpringSourceのサイトからSpring Roo 1.0.2をインストールします。最新は1.1.4ですが、SpringSurf 1.0.0RC2ではRoo 1.1系では一部動作しない部分もあることがフォーラムで報告されているので、ここでは1.0.2をインストールして下さい。
    ダウンロードが終わったら、適当なフォルダに展開します。
    spring-roo-1.0.2-RELEASE/bin/roo.sh or roo.batにパスを通しておくと
    便利だと思います。
    また、Maven起動時のJVMヒープを指定する環境変数を設定しておいて下さい。
    MAVEN_OPTS='-Xms1024m -XX:MaxPermSize=512m'

  2. SpringSurfインストール
    早速rooを起動します。
    $ roo.sh
    roo> addon install --url http://www.springsurf.org/downloads/1.0.0-RC2/spring-surf-roo-addon-1.0.0-RC2-roo-addon.zip
    アドオンがインストールされrooが自動的に再起動されます。
    これだけでインストールは完了です。簡単ですね。


  3. 最初のプロジェクト作成
    作業のディレクトリを作って移動します。
    $ mkdir surf-projects
    $ cd surf-projects
    $ mkdir first-project
    $ cd first-project
    いよいよrooでプロジェクトを作ります。
    $ roo.sh
    roo> project --topLevelPackage my.first.project
    これで、rooの雛形プロジェクトが出来ました。
    この時点では、SpringSurfは組込まれていません。
    次のコマンドでSurfを組込みます。
    roo> surf install

  4. 最初の起動
    rooを終了し、コマンドラインから
    $ mvn clean package jetty:run
    と入力して下さい。

http://localhost:8180/ で雛形のSurfプロジェクトのWebサイトが立ち上がります。初回は必要なjarファイルをダウンロードするためにちょっと時間がかかりますので辛抱して下さい。

次回は、Surfプロジェクトのファイル構成について説明したいと思います。

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