前回はSpring Surfの成り立ちと概要について紹介しました。
今回は、いよいよインストールと初期の起動するまでを紹介したいと思います。本家にもチュートリアルがあるので、もっと詳しい手順を知りたい人はこっちも参照してみて下さい。
- 準備編
- インストール編
- Spring Rooのインストール
SpringSourceのサイトからSpring Roo 1.0.2をインストールします。最新は1.1.4ですが、SpringSurf 1.0.0RC2ではRoo 1.1系では一部動作しない部分もあることがフォーラムで報告されているので、ここでは1.0.2をインストールして下さい。
ダウンロードが終わったら、適当なフォルダに展開します。
spring-roo-1.0.2-RELEASE/bin/roo.sh or roo.batにパスを通しておくと
便利だと思います。
また、Maven起動時のJVMヒープを指定する環境変数を設定しておいて下さい。
MAVEN_OPTS='-Xms1024m -XX:MaxPermSize=512m'
- SpringSurfインストール
早速rooを起動します。
$ roo.sh
アドオンがインストールされrooが自動的に再起動されます。
roo> addon install --url http://www.springsurf.org/downloads/1.0.0-RC2/spring-surf-roo-addon-1.0.0-RC2-roo-addon.zip
これだけでインストールは完了です。簡単ですね。
- 最初のプロジェクト作成
作業のディレクトリを作って移動します。
$ mkdir surf-projects
いよいよrooでプロジェクトを作ります。
$ cd surf-projects
$ mkdir first-project
$ cd first-project
$ roo.sh
これで、rooの雛形プロジェクトが出来ました。
roo> project --topLevelPackage my.first.project
この時点では、SpringSurfは組込まれていません。
次のコマンドでSurfを組込みます。
roo> surf install
- 最初の起動
rooを終了し、コマンドラインから
$ mvn clean package jetty:run
と入力して下さい。
http://localhost:8180/ で雛形のSurfプロジェクトのWebサイトが立ち上がります。初回は必要なjarファイルをダウンロードするためにちょっと時間がかかりますので辛抱して下さい。
次回は、Surfプロジェクトのファイル構成について説明したいと思います。
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