2016年11月30日(水)に弊社オフィスで開催された第36回Alfresco勉強会で、「Alfresco 5でカスタムREST APIを作ってみよう」という発表をしました。なお、もう1本の発表は「Google Docs連携の機能のご紹介」というタイトルで、Google Docsを使ってオンライン編集し、保存時にはAlfrescoに直接書き戻す連携方法が紹介されました。
なお、今回一番のトピックは、参加者が14人と過去最高を記録したことかと思います(パチパチ)。参加者が集まるようになって純粋に嬉しい反面、開催スペースが手狭でご不便をおかけしてしまいました。
さて本題ですが、Alfrescoはコア機能のほとんどをREST APIという形で外部から利用可能になっています。Spring Web Scriptsというフレームワークを使って実現しているのですが、そのWeb Scripts自体の簡単な説明と、Web Scriptsを使ったREST APIの追加方法を簡単に紹介しました。
資料でも紹介していますが、以下の3ステップで簡単にREST APIの追加ができます。
- 定義ファイル(xml)、ロジック(JavaScriptもしくはJavaで記述)、レスポンス生成用テンプレート(ftl)の3つを作る
- 所定の場所に格納する
- Web Scriptsをリフレッシュする
想像よりだいぶ簡単にできると思いますので、興味のある方は是非チャレンジしてみてください。
例えば以下のような場合には、必要なロジックを実装したカスタムREST APIを実装するメリットがあると思います。
- 外部システムと連携したいけど期待される処理が実装されたREST APIが無い
- 複数のREST APIを順次呼ぶような連携方式になってしまう
というわけで、次回Alfresco勉強会は2017年1月25日(水)になります。興味のある方はconnpass上のイベントから参加登録をお願いします。
また、Alfrescoの基本的な使い方や機能を知りたい、という方向けに「OSSドキュメント管理Alfrescoセミナー : 導入からチームコラボレーションの設定まで」というセミナーを定期開催しています。こちらの方が体系だったAlfrescoの説明を聞けると思いますので、興味がある方は是非お申込みください。
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