Friday, January 27, 2012

Alfresco第5回勉強会

名倉です。
 Alfresco第5回勉強会に行ってきました!

 第5回だけど実は僕は今回が初参加です。 普段は「ライフレイリアン (Liferay担当)なんで、行かないッ!」とか言ってたんですが、今回は過去最大の参加者に対して、ウチのメンバに急遽参加できない人がでちゃったんで勉強会後の懇親会で戦力が足りないってことで、徴用されてしまいました。 

さて、勉強会の内容なんですが2つ発表がありました。 

①「Alfrescoの新UIを作ってみよう」@mryohio (スライド) 

@mryoshio氏によるAlfesco+ActiveCMISでUIを作成する発表でした。
 
・CMISについて
CMISは以前のブログ記事にも書かれていますが、コンテンツ管理システム (CMS/ECM)の標準規格です。Alfresco,IBM,Liferay,Microsoft,Oracleなどが参加していて、共通のデータモデルやプロパティ、サービスなどを持っています。でも、各社独自の実装があったりだとか、該当するプロパティがないだとかまだまだ共通化しきれていないところとか、あるみたいで、今後の展開はどうなるのか要チェックらしいです。 

・ActiveCMIS について 
ActiveCMISはRubyによるCMISの実装です。AlfrescoはCMISインタフェースがあるので、ActiveCMIS を使ってAlfrescoのリポジトリにアクセスすることが可能です。 コマンドラインからアクセスする例を見せてもらいました。

[デモ]ActiveCMISとAlfrescoの連携 
今回は検索機能と探索機能を見せてもらいました。検索は、前方一致、後方一致、全文検索などができ、探索は、エクスプローラーっぽい画面で、フォルダツリーを移動していました。 ソースはここにあるらしいので、気になるひとは参考にしてください。 

②「私はいかにAlfrescoのクイックハックに失敗したか」@opaopa6969 (スライド

@opaopa6969氏によるAlfrescoを使ったのアプリケーション開発の発表でした。
文書登録編集、閲覧、検索、既読管理、通知期間設定などかなり本格的なコンテンツ管理機能を持ったアプリケーションを作られていて驚きました。 Alfrescoは認証情報の管理や、文書登録編集などで必要になるユーザ一覧の取得などで使用して、 それ以外の部分はAlfrescoの外側で作成し、必要な機能をWebスクリプトでアクセスするようにしてアプリを作られていました。 独自のテーブルを作ってSprigで管理したり、 CIFS経由でコンテンツを追加したときに、自動的にカテゴリをつけるイベントハンドラを作成したりと 実践的な内容が豊富でとても参考になりました。

今回は初めて、イージフ以外の人に発表していただけました。 後に続く人がどんどん出てきて、活発になっていったらいいなぁ、と思う次第であります。

さて次回、第6回のAlfresco勉強会は来月2/22(水)にあります! 場所は大久保の健保会館です。 ぜひ、興味のある人はぜひ参加してください!!

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