3月から自宅作業が続いているため買い物くらいしか外出せず目標歩数が程遠いです。
意識して散歩しないとと思いつつ、つい自転車に乗ってしまう今日この頃です。
前回SolrなしでAlfrescoをインストールして起動確認するところまで紹介したので、今回はAlfresco CE 201911GAをzipからインストールしてみようの第2回としてSolrのインストール手順をご紹介します。
環境等については前回の記事をご覧いただけたらと思います。
まずはalfresco-search-services-1.4.0.zipを先にダウンロードしておき、作業用ディレクトリに置いておきます。
Solrのインストール
※ 今回はTLSの設定はしていません
alfresco-search-services-1.4.0.zipを展開する
cd /opt/alfresco unzip [作業用ディレクトリ]/alfresco-search-services-1.4.0.zip cd alfresco-search-services
検索で複数言語をサポートする設定を行うため、shared.propertiesを編集し保存する
vim solrhome/conf/shared.properties
以下の3行のコメントを外し、設定を有効化する今回はSSLなしで起動するため、以下の2つのファイルをhttpsを使わない設定に変更する
alfresco.cross.locale.datatype.0={http://www.alfresco.org/model/dictionary/1.0}text
alfresco.cross.locale.datatype.1={http://www.alfresco.org/model/dictionary/1.0}content
alfresco.cross.locale.datatype.2={http://www.alfresco.org/model/dictionary/1.0}mltext
vim solrhome/templates/noRerank/conf/solrcore.properties vim solrhome/templates/rerank/conf/solrcore.properties
以下の設定をhttpsからnoneに修正する以下のコマンドでSolrを起動する(全てデフォルト設定での起動)
alfresco.secureComms=none
solr/bin/solr start -force -a "-Dcreate.alfresco.defaults=alfresco,archive"
※ Solrを起動しようとするとrootユーザーで起動するのはセキュリティ上のリスクですと言うWarningが出るので、-force オプションを付けて起動していますが、本番環境では起動用のユーザ(solrなど)を作って起動してください
ブラウザで以下のURLを開き、Core Selectorドロップダウンリストにalfrescoとarchiveというコアができていることを確認する
http://localhost:8983/solr
そのため、Solrを初めて起動するときは上記オプションを使用して起動しますが、2回目以降は -a "-Dcreate.alfresco.defaults=alfresco,archive" のオプションは不要です。
Solrを停止したい場合は以下のコマンドを使用する
solr/bin/solr stop
Solrのログはデフォルトで以下に保存されます。
/opt/alfresco/alfresco-search-services/logs/solr.log
Alfrescoの起動と検索の確認
Tomcatを起動する
cd /opt/alfresco tomcat/bin/startup.sh
ブラウザで以下のURLを開き、admin/admin でログインする
http://localhost:8080/share
ヘッダ右にある検索窓から適当なキーワードで検索して検索結果が表示されることを確認する
これでSolrのインストールとAlfrescoの起動確認ができました。
次回は3回目(最終回)としてLibreOfficeやImageMagick等のインストールをご紹介します。
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